サイコパス を読んで

こんにちは!皆様、お元気でしょうか?最近は、TwitterにハマりまくりのHiroMoです(*’ω’*)
寒くなってきたので、寒がりのHiroMoはモフモフしたものを着込む毎日です。

最近、Twitterで婚活している方のツイートで「え!?その相手の男性は人としての良心をまるで持ってなくない???」と驚いたことがあり
良心1ミリも持ち合わせてない。そんな、理解不能な人が世の中にはいるんだ!と衝撃でした。

そんな時にリアルで出会った人の中で、話せば話すほど「ん!?理解出来ない!良心がないよね?」という人にも出会いました。
奥様がいらっしゃる方だったのですが、奥様に対する気持ちが「なんで、そんなことを思えるの!?」と、もう疑問しか出てこない人でした。

そんな立て続けに「理解出来ない人」に会ってしまったら、。。。。。。理解したい(*’ω’*)!と思ってしまい。本屋に出かけ見つけたのが

「サイコパス」著:中野信子 出版社:文春新書


平気でウソをつき、罪悪感ゼロ。そんな「あの人」の脳には秘密があった!という帯を見て「そうそう、こういう人!これだ!」と思って購入。

しかし、サイコパスについて詳しい知識はない私は「凶悪な犯罪を冷静に犯す人」というイメージを持っていましたが、犯罪者ではないし、、うーん。

でも、帯にサイコパス=犯罪者ではない。経営者、弁護士、外科医などにも多いと書いてあります。ふむ。。。。(‘ω’)

。。。。。。とりあえず、読んでいきます(^^)/ HiroMoの勉強にお付き合いいただけたら幸いです(^^)/レッツゴー!

この本の構成は下記のようになっています。

第一章 サイコパスの心理的・身体的特徴
第二章 サイコパスの脳
第三章 サイコパスはいかにして発見されたか
第四章 サイコパスと進化
第五章 現代に生きるサイコパス
第六章 サイコパスかもしれないあなたへ

第一章 サイコパスの心理的・身体的特徴

第一章では心理的特徴・身体的な特徴を“犯罪者”のサイコパスを例に書いてあります。

特徴としては

◆自分の損得と関係ないことは無関心。
◆他人への共感性や思いやり、恥の意識、罪の意識がすっぽり欠如している。
◆表面上は人当りがよく魅力的。また第一印象が良く礼儀が正しく信頼を得やすい。
◆他人が苦しむ様子を楽しむ。
◆心拍数が低く、また上がりにくい為、危険なことを行っても心拍数が上がらない。
◆積極的にその場に介入して場をコントロールする
◆他人に危害を加えない、フェアであるといった道徳心が低い
◆人の気持ちに共感することはないが、人の心理状況を読み取るのは得意
◆共感をしないと不利になることを理解している  等々。

こういった特徴をこの本では犯罪の事例をあげながら紹介してます。
(本に書いてある事例を見ていると、サイコパスの犯罪者やべーってなります、、、。理解できなすぎる、、((+_+))怖い!)

しかし、ちょっと変わったことをしようとすると心拍数がすぐ上がってしまう私には、危険なことを行っても心拍数が上がらない人っていうのは、
ちょっと羨ましいです。。(*_*; 外科医の方が多いのもうなずける。

ただ、人の苦しむ様子を見て楽しむとか、罪の意識がないのは、めちゃくちゃ怖いですね、、、((+_+))

そして、「サイコパスは何故、反社会的なのか」をこの本では仮説を4つにまとめています。

①欠如仮説
恐怖や不安に関する欠如しているため、捕まったら大変なことになるという抑止力が働ない。

②注意欠陥仮説
注意力を目の前にあるタスクにだけ向けるため、関係ないとこが視界から外れる。
損失や罰には目もくれず、報酬のみに対して強い執着がある。ある意味、関心があることに関しては集中力が高すぎる。

③性急な生活史戦略仮説
サイコパスの持っている特徴が彼らが生き残る、もしくは子孫を残すのに有効だったからではないか?という仮説。(ただし、近代社会にはなじまない。)

④共感性の欠如仮説
脳の偏桃体という領域が機能不全、もしくは偏桃体と眼窩前頭皮質の結びつきが弱いため、反社会的にふるまってしまう。

ふむ、ここまで読むと多分私が「ん!?理解出来ない!良心がないよね?」と思った人はサイコパスじゃないかもな(‘ω’)と思、、、
でも、この違和感はどこへもっていけばいいのだろうか、、、、。

いいや、とりあえず横に置いといて、サクサク次行くよー!

第二章 サイコパスの脳

では、第一章で捉えた特徴の人はどのような脳なのでしょう??

◆偏桃体の活動が低いことにより、恐怖・不安などの動物が本来もっている基本的な情動の動きが弱い。

◆眼窩前頭皮質&内側前頭前皮質の活動が低い、またはそれらと偏桃体と結びつきが弱い。

▲眼窩前頭皮質は「相手を刺したら痛いだろうな」という共感のブレーキになる。
▲内側前頭前皮質は「そんなことはしちゃいけない」という良心のブレーキなる。
⇒それが低いことにより、罰などから痛みや罪、恥を覚えることが出来ない。
また、眼窩前頭皮質の機能障害になっているとハイリスクハイリターンを好む。

◆海馬の機能低下による、攻撃的な行動のコントロールを失う。
◆MAOA(神経伝達物質の分解する遺伝子)の活性が低いことにより、セロトニンが適切な量でなく多すぎて不安を感じにくい。等々。

サイコパスの脳の仕組みを見てい行くと、もしかしたら私が「良心ないよね?」と思った人は
犯罪をしているわけじゃないけど、眼窩前頭皮質&内側前頭前皮質があんまり働いてないのかも(‘ω’)?と思えました。

なお、サイコパスには勝ち組(捕まらない)、と負け組(捕まってしまう)がいます。
DLPFC(背外側前頭前野)の領域の発達しているサイコパスだと、「今これをやったら、あれが台無しになる」と理解して
生かさず、殺さず搾取するという冷酷な判断が出来るが、負け組サイコパスはDLPFCと関連する遂行機能障害がみられ、捕まることを察知出来ず捕まってしまいます。

勝ち組サイコパスは、めちゃ怖いですね。。。!((+_+))生かさず、殺さず、搾取、、、

ここまでで、大体サイコパスはどんな人なのか、ちょっと分かってきた感じですね。

サイコパスにも勝ち組、負け組、脳の状態、育った環境でもサイコパスの度合い、タイプは変わってきそう(‘ω’)

サイコパスの人口は大体1%。100人に1人はサイコパスだと考えられると書いてあります。(100人ってHiroMoがの小学校の時の1学年の人数と一緒だ(‘ω’))

世の中の人は皆いい人だと信じたいですが、サイコパスは超魅力的な人が多いようなので少しでも違和感を感じたら
サイコパスでは?と頭の片隅には置いといたほうがいいかもですな(‘ω’)

ふぅー。HiroMoはあんまり頭がよくないのでちょっと疲れました(*_*;

続きの第三~六章はまた今度にしようと思います(*´▽`*)

え?要らないって?うん!私もそんな感じがする!!要らないよね!ここまでくると実際本読みたいよね!

第三章以降は、感想のみ書かせていただきます。え?HiroMoの感想なんていらない?そんなこと言わずに読んでおくれ~(;’∀’)

良心とはそもそも何であるのか、サイコパスは遺伝なのか、育った環境によるものなのか、身近にいるあの人はサイコパスだし、あなた自身もサイコパスなのではないか、何故、サイコパスは自然に淘汰されずにいるのか、社会においての必要性等について書いてあり、考えさせられる内容でした。

最後まで読んでみると、サイコパスにもサイコパス性が強い人、そうでない人、反社会的な人、そうでない人がいて、それぞれ付き合い方があるよな~と思います。(ヤバイサイコパスの方に会ったら即逃げたほうがいいと思いますが、、)その人が生まれ持った一つの個性かもな。という考え方が出来るようになって、この本を読んで良かったです。

ではでは、本日はここまで。拙い文章を最後までお付き合いいただき、ありがとうございます(^^)/

 

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